2019年08月20日

【高速バス運転手】

『「働き方」の実態』
バス運転手の不足が顕在化するなか、「長時間勤務」「不規則なシフト」といった乗務形態

報道がしばしば見られます。

乗務形態、路線で異なる長距離運行にどう対応?バスタ新宿に停まる伊那バスの飯田行き。

一般的な路線バスより長い距離を運行する高速バスの実態は

新宿~飯田線は「ワンマン日帰り」路線距離に応じて「日帰り」「泊まり」など

最もわかりやすい乗務形態は、中距離(おおむね片道100kmから250km)の昼行路線を、

ワンマンで1日に1往復するものです。

業界では「日帰り仕業(しぎょう)」などと呼ばれ、起点から終点までの所要時間(実車時間)が、

片道当たりおおむね2時間から4時間の路線で見られます。

東京から福島県南部や長野県、静岡県などへの路線や、大阪から岡山県や鳥取県、徳島県、香川県など

への路線が当てはまるでしょう。 

仮に片道3時間の路線であれば、運転手の出勤から退勤までが9時間から10時間程度になります。

このうち所定労働時間を超える労働時間については、超過勤務(残業)手当などの対象です。

高速バスには、運転手がひとりで運転(ワンマン運行)する路線、ふたりで交替しながら

運転(ツーマン運行)する路線、途中で乗り込む別の運転手に交替(乗り継ぎ運行)

する路線などがあり、運転手の勤務も「日帰り」「泊まり」など多様なシフトが組まれています。

法令では、「運転時間は前後2日の平均で1日当たり9時間以内」「拘束時間(出勤から退勤まで)は

13時間以内、例外で16時間以内の日も」「実車距離が1日に原則500km以内」などと決められています。

会社と労働組合とのあいだで、より厳しい規程を設けている事業者もたくさんあります。

渋滞などで遅延した場合でも、法令や規程の範囲内に収まる必要がある

運転手は営業所に出勤し、車両点検や出庫点呼(運行管理者らによる運行内容の指示や健康状態の確認、

検知器によるアルコールチェックなど)のあと、始発停留所に車両を回送して営業運転に入ります。

終点に到着したあと、共同運行する事業者の営業所などに回送し、休憩ののち復路を運行。

その後は営業所に回送し、給油作業などを行ったうえで帰庫点呼を受けて勤務終了です。

  

Posted by かほり at 10:02Comments(0)