2019年10月22日

【40年進まぬ事業】

長崎、熊本、鹿児島つなぐ三県架橋構想構想 40年余、進まぬ事業化の道

『三県架橋事業』

南島原市と熊本県天草市、鹿児島県長島町を二つの橋で結ぶ「三県架橋構想」が

浮上して40年余り。

「構想」のままで「調査」「事業化」へとなかなか進まない現状

■期 待

人口減少が進んでいた、そんな折に浮上した架橋構想。

「夢の架け橋と思っていた島原天草架橋が現実のプロジェクトとして動きだした。

取り付け道路を含め全長4・7キロ。これが出来ると世界一の吊り橋と斜長橋になる。

工事期間の賑わいや完成の暁を想像すると、波及効果や経済効果が考えられて、

夢は果てしなく、大きく広がる」

■失 望 

「田中角栄首相のような豪腕政治家がいたら実現したんだろうけど」(架橋構想が)あったのか。

3県や地元が熱意を持ち、国への働き掛けに力を入れ続けることが重要。

国による調査再開に向けて取り組む」構想への熱意を示す推進地方大会や少年サッカー大会、

絵画コンテストなどで機運を醸成し、国への要望活動も継続している。

原城跡(南有馬町)などを構成資産とする

「長崎と天草地方の潜伏キリシタン関連遺産」が世界文化遺産になった。

■効 果 

3県と各地元期成会などで組織する「島原・天草・長島架橋建設促進協議会」が発足。

長崎市から鹿児島市までの車での所要時間約7時間(早崎瀬戸、長島海峡はフェリー利用)を

架橋で約3時間45分短縮。「新産業の創出」「人や物の交流の活発化」

「九州西岸軸ルートの形成による新たな広域観光ネットワーク」といった効果を挙げている。

第5次全国総合開発計画に大型海峡や湾口を橋、

トンネルなどで結ぶ「海峡横断プロジェクト」が盛り込まれ、

島原天草長島連絡道路や東京湾口道路(千葉~神奈川)など6ルートが計画されていたが・・・

「九州西岸軸のルートを担っており、

首都圏方面から九州一周を目的とした連泊による利用もある」と話す。

「橋が架かれば、さらに人の移動・交流は増えるはず」との声も上がる。  

Posted by かほり at 19:49Comments(0)